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脳の老化 [老化]

 老化を抑える働きを持つ脳内の神経細胞をマウス実験で特定した。
この神経細胞を操作して老化を遅らせ、寿命を延ばすことにも成功しており、
5年以内に人での臨床応用を目指すという。

 哺乳類の視床下部にある「Ppp1r17神経細胞」に注目した。
遺伝子操作でこの神経細胞の働きを強化したところ、
何も操作しなかったマウスより寿命が7~8%延びた。

 運動量も通常の1・5~2倍に増加したという。

 この神経細胞は脂肪細胞を刺激し、
老化を抑える働きがある「 eNAMPTイーナムピーティー 」と
いう酵素を分泌させる。
加齢とともにこの神経細胞の働きが衰え、
老化が進むと考えられるという。

 「人間でも同様の仕組みがあるか確かめ、
抗老化の治療法の実現に向け、研究を進めたい」と語る。

 
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