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海藻と美肌効果 [美容]



  古くから、ノリ、ワカメ、昆布、もずくなどの海藻が体にいいといあれている。ヨードが豊富に含まれる昆布は、バセドウ病の特効薬とされ、命を養う「神仙薬」として珍重されていた。

  ここ数年の新しい研究で、海藻にはほかにも有効成分があることが明らかになってきた。褐藻類のガゴメコンブやもずくなどに、胃潰瘍の原因となるピロリ菌をやっつけるなどの抗腫瘍活性がある。

  アマノリから得られるある種のペプチド(アミノ酸が数個つながった物質)には血圧を低下させる作用がある。だが、薬のような効果を期待するには相当量の海藻を食べなければならない。

  野菜は育った土壌のミネラル類を含んでいるが、広大な敷地で大量生産された野菜は、有機農法で作られたものと違って、ミネラルが不足しているのではないかと危惧されている。

  有史以前に何度か海に沈んでいる日本のような島国の土から作られた野菜と、大陸のものとではミネラルバランスが違うはずである。こういう問題とは関係のない海藻を日本人の食卓に取り入れることは大変重要なことである。

  海藻のミネラル量は野菜をしのぐ。
例えば、ワカメとホウレン草を比べてもワカメの方が勝っている。また、陸上の植物はリンやカリウムなど、その植物自体が最も必要なものを選択的に多く取り込んでいるが、海藻にはミネラル類がバランスよく含まれているのが特徴だ。

  昆布ダシにしてもミネラルは十分に摂取できる。海藻に含まれる食物繊維とミネラルの、海藻特有のヌルヌル部分は水溶性の食物繊維で、肌に吸着させ様々な老廃物をはぎ取る働きもある。



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